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【徹底解説】年に1度のご褒美!自転車オーバーホール、やらない理由がないんです。

こんにちは、スタッフ大串です!

 

今日はサイクリストのみなさんに “本気で推したい” 大事なお話があります。

それが——

 

自転車のオーバーホールは2年に1度のご褒美メンテ!

ということ。

 

「走れてるしまだいいや」「チェーンに油をさしてるから大丈夫」って思っていませんか?

でも実は、目に見えない“疲れ”は確実に溜まっています。

 

その”疲れ”をそのままにして使用し続けてしまった例をいくつかご紹介します。

 

 

 

普段隠れて見えないステアリングのベアリング部分が錆びてしまっています。

こうなるとハンドリングがスムーズでなくなる上に、ガタガタになったステアリングコラムでフロントフォークやフレームが瘦せてしまう事もあります。

 

 

 

 

車輪のベアリングも自転車のメンテナンスで要チェックなパーツのひとつです。

回転する部分かつ金属同士が接触する部分は、基本的に粘性の高いグリスで保護されていますが、水分の侵入でグリスが流れ出て砂などの硬質な粒子が侵入すると、表面に傷が入り、削れた金属の粉で更に傷が入り…といった悪循環が発生してしまいます。

画像のような状態まで損傷してしまうと、いくらシビアに調整しても軸がガタガタor回転がゴリゴリ、最終的には車軸が真っ二つになってしまいます。

 

 

 

 

フレームの内部のアルミが腐食して穴が空いてしまっています。

周りの粉は砂も混ざっていますが、大半がアルミがボロボロになった粉です。

こうなると流石に修理は困難です。

アルミは軽量で加工しやすい上に合金として加工すれば強度を高めることができるので、高級な自転車はあらゆるところにアルミを多用しています。

しかし、自転車に乗っていれば避けられない汗や潮風などの塩分が混じった空気や水などはアルミを急速に腐食させる天敵的存在なので、定期的な洗浄は必須というわけです。

 

定期的なオーバーホールをしていれば、これらの“疲れ”は溜まりきる前であればゼロに戻す事が出来ます!

 

 


 

オーバーホールって何するの?

 

ざっくり言うと 自転車を全部バラして、全パーツを洗浄・点検・調整し直す フルメンテナンスです。

 

  • ・ドライブトレインを分解して洗浄・ひび割れなどの損傷チェック

 

  • ・ワイヤー類の交換・調整

 

  • ・ハブ・BB・ヘッドパーツのグリスアップ

 

  • ・ブレーキキャリパーの洗浄・パッドチェック・ピストンの動作チェック

 

  • ・ホイールの振れ取り

 

  • ・フレームの清掃&保護

 

  • ・各部トルク管理

 

普段のメンテでは触れない“中身”のコンディションを完全リセットします。

 


 

なんで2年に1回やった方がいいの?

 

① ペダリングが軽くなり、走りがまるで別物

 

グリスが劣化して固まったBBやハブをリフレッシュすると、

「えっ、こんなに進むの!?」ってくらい軽くなります。

 

 

② パーツ寿命が伸びて結果的にコスパ良し

 

サビ・摩耗の早期発見で余計な出費を防げます。

特にチェーン・スプロケットは放置すると高くつくパーツ。

 

 

③ 急なトラブル・事故を未然に防ぐ

 

切れかけのワイヤー、摩耗したブレーキ、歪んだ防水シール…

トラブルの芽は大体“内部”にあります。

オーバーホールで安心して一年走れます。

 

 

④ 愛車が“新品級”に美しく

     ←←←洗車前←←←     |      →→→洗車後→→→

 

半分だけ洗ったスプロケット。

中途半端にパーツをアップグレードするより圧倒的に走行抵抗が下がるのがドライブトレインの洗浄です。

砂や金属粉も除去するのでギア板の磨耗も防ぐことができます。

何よりピカピカになると、モチベーションめちゃくちゃ上がります。

 


 

 

特にこんな人は絶対やった方がいい!

 

  • ・年間3,000km以上乗る

 

  • ・雨の日も走る

 

  • ・通勤で毎日使っている

 

  • ・しばらくメンテナンスしてない

 

  • ・長距離イベントに参加予定

 

  • ・購入して2年以上ノーメンテ

 

ひとつでも当てはまったら、オーバーホール効果は抜群です。

 

 


 

 

スタッフ大串の推しポイント

 

正直に言います。

「最近なんか調子悪い気がする…」は、オーバーホールで9割改善します。

さらに、当店のオーバーホールでは——

 

✔ 使用状況や用途に合わせたケミカル選び

 

✔ ハブやBBの回転を工場出荷状態へ

 

✔ 調整後の試走チェックで仕上げ

 

✔ 交換が必要なパーツは事前に見積り

 

✔ 予算に合わせて部分交換/オーバーホールで選べる

 

「ここが気になってた!」が全部スッキリする、そんな内容です。

 

 


 

 

オーバーホール後の変化は“感動レベル”

 

体感として多い声がこちら

 

  • ・「買ったときより軽い」

 

  • ・「変速のカチッと感が戻った!」

 

  • ・「坂が楽になった」

 

  • ・「音鳴りが全部消えた」

 

  • ・「また走りに行きたくなる」

 

自転車って、丁寧にメンテすると本当に応えてくれるんです。

 

 


 

 

料金と時間の目安

 

 

  • ・クロスバイク、ハードテイルMTB:¥33,000(税込) 当店購入品:¥26,000(税込)

 

  • ・ロードレーサー、TT:¥40,000(税込) 当店購入品:¥29,500(税込)

 

  • ・フルサスペンションMTB:¥44,000(税込) 当店購入品:¥33,000(税込)

 

※パーツ代やオーバーホールの内容に含まれていない作業(ブレーキオイルの交換等)が追加になる可能性がありますので事前にお見積りをさせていただきます。

 

お預かり期間は最短で2日、パーツの取り寄せがある場合は10日間前後になります。

 

予約無しでもお預かり可能ですが、混み合っている場合がございますので、お電話orメールで事前予約して頂けると大変助かります。

年末年始のライドやイベントのご予定がある方は、お早めにご予約下さい!

 


 

 

まとめ:自転車が“最高の相棒”になるメンテ

 

オーバーホールはただの整備ではなく、

「安心して、自転車と最高に仲良くなるための儀式」 みたいなもの。

 

スタッフ大串としては、

「冬〜春のシーズン前」 を本気でおすすめします!

気になる方はお気軽にご相談ください。

 

あなたの愛車、最高の状態に仕上げます!!!

 

 


 

 

自転車に究極の耐久性を与える、おすすめパーツ”3選”

 

・セラミックスピード 「BB ALPHA」

 

 

以前ご紹介したボトムブラケットの後継モデルがこの”BB ALPHA”です。

前作より軽量化、そして耐久性の向上を行った最強のボトムブラケットです。

ベアリングの種類が1つ、色が黒一色になった以外は純粋なアップデートといった感じなのでこちらの記事を参考に載せておきます。

 

 

ガルファー 「DISC WAVE/SHARK」

 

 

こちらも軽量で高耐久を実現している優秀なディスクブレーキローターです。

詳しくはこちらの記事を参照。

取扱いを始めてから超人気の商品です。

 

 

βチタニウム 「チタントップキャップボルト」とその他各種ボルト

 

 

自転車3大よく錆びるボルトは”トップキャップボルト” ”ステムボルト”  ”ブレーキキャリパー固定ボルト”です。

それら全て錆びない究極のボルトに交換すればストレスゼロ。

見た目も綺麗でバイクが引き締まります。

こちらも過去に取り上げているのでこちらの記事で詳細をご確認ください。

 

 


Meet the Writer この記事を書いたスタッフ!

大串 勇人メカニック

こんにちは、メカニック/販売担当の大串勇人です。お店の中ではEバイクや輪行、バイクパッキングなど、レースよりも緩めのサイクリングを担当しているので、以上の相談はぜひおまかせ下さい。趣味は景色を見る事で、自転車以外にも歩きや電車、ゲームの中など、風景を眺めるのが好きです。おすすめの場所などございましたら是非気軽にお声かけください!

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